秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会

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優勝は東海大学。序盤から流れに乗り、後半区間の快走が光りましたね。
安定の西田選手のほか、6区郡司選手、8区名取選手がよかった。区間賞はこの3名。
西田選手は本当に逞しいですし、名取選手は学生トップレベルの強さをあっという間に身に着けた。名取選手は元々超高校級ですが、速さ×強さ。ロード適性を引き延ばした印象。
これからもっともっと強くなりそう。トラックでも27分台出してほしい。
2位にはやはり強い青学。8人全員が区間一桁だったのは青学のみ。一番の強さは駅伝の波に乗れること。今年も主役です。箱根は5区6区に自信を持っていると。楽しみです。
3位の駒沢はやはり田澤選手がすごかったですね。10km以上のレースは初ということですが、なんなく区間賞。吉田圭太選手を上回っているところがすげえ。もうこれ2区でしょう。
4位に初出場の東京国際。最近の勢いを考えればやれるだけの力はあったように思う。伊藤選手はもちろんですが、堅実に走っている選手が多い。層も厚い大学なので、箱根も楽しみ。こういう大学こそダークホースだと思う。
東洋は相澤選手の爆走がありましたね。10km通過27分台と話題になっています。久々のレースで仕掛ける動きもしながら、区間6位の好走でまとめた渡邉選手もめちゃくちゃアツかった。
6位の早稲田は予選会の借りを返す駅伝。予選会に出なかった新迫選手や吉田選手が後半2区間をまとめてくれましたね。ある程度箱根を想定したオーダーでしたね。ハマれば箱根も強いはず。
7位國學院は少しリズムが狂ったでしょうか。中西ツインズがアツいです。特に唯翔選手が大翔選手との差を縮めてますね。
8位に帝京。島貫選手や遠藤選手といったスピードランナーが不在の中でしたが、ギリギリ8位に滑り込む。

学院は20位。過去最高順位を目指しましたが、そう簡単にはいかず。
今の全日本の区間編成は地方大学にとっては頭を悩ませるはず。
1区のスピードランナーはエースになることが多く、1区に置くのはもったいない・・・という共通の悩みが出てくる。学院は1500mで記録を出して、ロングに移行する選手も多いので、1区で流れに乗れる選手はいるはず。来年は田中選手あたりに爆走してほしいですね。佐々木主将の4人抜きは胸が熱くなりました。
4年生は1人だけの出走でしたが、佐々木選手ら4年生が作ったチームだと思います。本当に学院は強くなっている。また来年に期待です。
小松選手は1区で悔しい3位。藤木選手は相澤選手に抜かれてリズムが狂ったという記事を見ました。ふたりとも箱根で区間賞獲ってほしい。

・20位 札幌学院大学 5時間35分8秒
1区宇野 翔札幌学院大学9.5km28'55区間23位
2区岩本 元汰札幌学院大学11.1km34'46区間26位
3区佐々木 祐介札幌学院大学11.9km36'18区間19位
4区幸谷 玲弥札幌学院大学11.8km37'02区間25位
5区田中 佑典札幌学院大学12.4km41'07区間24位
6区松坂 栄輝札幌学院大学12.8km40'14区間20位
7区ローレンス・グレ札幌学院大学17.6km53'35区間9位
8区野村 隼斗札幌学院大学19.7km63'11区間24位

1区小松 陽平東海大学9.5km27'58区間3位
3区藤木 宏太國學院大学11.9km34'48区間12位

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