U.S. Olympic Marathon Trials・The Vitality Big Half
・U.S. Olympic Marathon Trials
https://track.rtrt.me/e/ATLANTA-TRIALS-2020#/leaderboard/top-men-marathon/FINISH
(動画:uriel delicanoさん)
いやあ、波乱でした。しかしその中勝ち切るラップ。やっぱりラップはすげえ。
男子はプスケドラ、シュレーダーが先行。第2集団にラップやウォード、ファウブルらがいました。
少しづつシュレーダーと第2集団の差が縮まり、26kmすぎにつかまる。MGCと同じような展開でした。
ラップはそのまま26kmから逃げ切り体制。ものすごくペースを上げたわけではないですうが、力強く、確実に後続を引き離していきました。このラップに1人マイヨがついていく。
第2集団には、コリル、キベト、アブディラマン、マクドナルドらがいましたが、この時点でウォード、ファウブルは脱落。ちなみにこの時点でライリーはこの集団にいなかった。
ラップが1位、マイヨが2位、マクドナルド、アブディラマンが3位をキープ。その2人をコリルが追う展開。35km地点でも、まだライリーは6位。3位のアブディラマンとは20秒の差がありました。
しかしその後、マイヨ、マクドナルド、コリルが失速。逆にライリーは元気に前を追い、40km付近で2位に浮上。これはアツかった。
結果、ラップ1位、ライリー2位、アブディラマン3位。いわゆる市民ランナーのライリーがアメリカンドリーム、43歳アブディラマンが3位と夢のあるレースになりました。
女子は、やはりリンデンが前に出ていることが多かったですかね。ただ男子ほどの逃げではなく、どちらかという牽制気味の大集団。
先頭はかわるがわる交替し、シッソンやテイラー、サラホールなども前に出ていた。
ハーフ過ぎても集団は崩れず、ペースは多少の上げ下げがあるぐらい。我慢の展開。
こうなると誰にでもチャンスがあるように見えましたが、サラホールが少しきつそうな表情を見せ始め、ハドルも集団の後ろへ。そしてさらにシッソン、ブルースも後ろへ。
有力視されていたシッソン、サラホールが落ちたことで、余計にわからなくなる。
35kmをすぎると、キピエゴ、トゥリアムク、テイラー、ベイツ、リンデン、スウィートによる争い。その中からトゥリアムクが仕掛けます。3'20を切るペースに上げる。
そのトゥリアムクについていったのは初マラソンのセイデル。初マラソンですが、セイデルは最近はロードでもしっかり実績出している。にしても、ここで思い切ってついていけたのはでかかった。
結果、トゥリアムクが逃げ切り優勝。セイデルが離れた後も粘り2位。3位にはキピエゴが入り、リンデンが一歩及ばず4位でした。スウィートも健闘の5位、ブルース6位、ベイツ7位、テイラー8位。ホカNAZが3名入賞でした。
男子も女子も有力視されていた選手が振るわず。でもアメリカらしい選考レースだったと思います。
・The Vitality Big Half
https://www.thebighalf.co.uk/results/2020/
(動画:Erik Bさん)
男子はトンプソンが逃げます。中間点手前ぐらいでベケレが追いつき、そのまま抜き去ってゴール。60'22のコース新。
しかし離れたトンプソンも粘りましたね。しっかり61'07です。そのほかのイギリス勢はあまりよくないですね。
女子はパートリッジが70'50で優勝。
https://track.rtrt.me/e/ATLANTA-TRIALS-2020#/leaderboard/top-men-marathon/FINISH
(動画:uriel delicanoさん)
いやあ、波乱でした。しかしその中勝ち切るラップ。やっぱりラップはすげえ。
男子はプスケドラ、シュレーダーが先行。第2集団にラップやウォード、ファウブルらがいました。
少しづつシュレーダーと第2集団の差が縮まり、26kmすぎにつかまる。MGCと同じような展開でした。
ラップはそのまま26kmから逃げ切り体制。ものすごくペースを上げたわけではないですうが、力強く、確実に後続を引き離していきました。このラップに1人マイヨがついていく。
第2集団には、コリル、キベト、アブディラマン、マクドナルドらがいましたが、この時点でウォード、ファウブルは脱落。ちなみにこの時点でライリーはこの集団にいなかった。
ラップが1位、マイヨが2位、マクドナルド、アブディラマンが3位をキープ。その2人をコリルが追う展開。35km地点でも、まだライリーは6位。3位のアブディラマンとは20秒の差がありました。
しかしその後、マイヨ、マクドナルド、コリルが失速。逆にライリーは元気に前を追い、40km付近で2位に浮上。これはアツかった。
結果、ラップ1位、ライリー2位、アブディラマン3位。いわゆる市民ランナーのライリーがアメリカンドリーム、43歳アブディラマンが3位と夢のあるレースになりました。
女子は、やはりリンデンが前に出ていることが多かったですかね。ただ男子ほどの逃げではなく、どちらかという牽制気味の大集団。
先頭はかわるがわる交替し、シッソンやテイラー、サラホールなども前に出ていた。
ハーフ過ぎても集団は崩れず、ペースは多少の上げ下げがあるぐらい。我慢の展開。
こうなると誰にでもチャンスがあるように見えましたが、サラホールが少しきつそうな表情を見せ始め、ハドルも集団の後ろへ。そしてさらにシッソン、ブルースも後ろへ。
有力視されていたシッソン、サラホールが落ちたことで、余計にわからなくなる。
35kmをすぎると、キピエゴ、トゥリアムク、テイラー、ベイツ、リンデン、スウィートによる争い。その中からトゥリアムクが仕掛けます。3'20を切るペースに上げる。
そのトゥリアムクについていったのは初マラソンのセイデル。初マラソンですが、セイデルは最近はロードでもしっかり実績出している。にしても、ここで思い切ってついていけたのはでかかった。
結果、トゥリアムクが逃げ切り優勝。セイデルが離れた後も粘り2位。3位にはキピエゴが入り、リンデンが一歩及ばず4位でした。スウィートも健闘の5位、ブルース6位、ベイツ7位、テイラー8位。ホカNAZが3名入賞でした。
男子も女子も有力視されていた選手が振るわず。でもアメリカらしい選考レースだったと思います。
・The Vitality Big Half
https://www.thebighalf.co.uk/results/2020/
(動画:Erik Bさん)
男子はトンプソンが逃げます。中間点手前ぐらいでベケレが追いつき、そのまま抜き去ってゴール。60'22のコース新。
しかし離れたトンプソンも粘りましたね。しっかり61'07です。そのほかのイギリス勢はあまりよくないですね。
女子はパートリッジが70'50で優勝。
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