名古屋ウィメンズマラソン

http://womens-marathon.nagoya/news/20200308-1430/pdf/result.pdf
雨の中でしたが、一山選手やりましたね。
松田選手の集中力もすさまじかったが、一山選手の集中力も凄まじかった。
一山選手と言えば、走りこむイメージのあるワコールに在籍しながら、
ケガをせず、レースでも連戦なんのその。その見かけとは裏腹に、タフな選手です。
僕はそれでも昨年の東京⇒ロンドンはさすがにぶっ壊れるんじゃないかと思いましたが、
しっかりとMGC権を獲得し、その後も普通にレースは出ており、想像を超えたタフさを感じました。
昨年の東京も初マラソンながら、雨の中ぶっとばして24分台。MGCも暑さの中ぶっとばすとんでもない積極性もあります。
ただ、最近アディダスからVFに履き替え、丸亀では積極性を見せるもギリギリ8分台と少し微妙な結果。名古屋ではアディダスか、VFか、それともアルファフライか。ここは重要だったように思います。
そして一山選手の選択はアルファフライ。やはりいろいろ考えても、アルファフライ×一山選手の相乗効果を感じずにはいられません。
フォームが全然違いましたよね。30kmまではジョグのように、少し上に跳ね、ストライドが広がっているというか、若干滞空時間が長くなったイメージ。
そして30km意向。スムーズに、自然な力感ですいーっとフォアフット気味に走っていきました。蹴りあげの高さも違うし、太腿で受けるダメージも靴に行っているように見えた。
普通、これだけ跳ねるシューズで一気に切り替えようとするとふわふわ浮いてしまったり、力んでしまいそうですが、まさに使いこなしているといった走りでした。
一山選手がどのようにしてここまで至ったのかは、すごく気になります。
30kmからの1kmのラップを3'14、3'14と並べ、30km~35kmは16'14。
35km~40kmも16'31。ラスト2.1975kmも7'13。特にラスト3km地点になっても跳ねている走りだったのが印象的でした。
レース後、鬼練習がいろんな記事でありましたが、3'20ペースを徹底的に覚えさせることをしていたそうです。まず3'20を楽に進めることを大事にしながら、30kmからの勝負。
もちろん現時点で非アフリカ最強クラスだし、メダルは十分に狙えると思います。
松田選手の分も、思う存分暴れてほしいです。
安藤選手も冷静にレースを進め、復活といっていい22分台!佐藤選手も初マラソンながらしっかりまとめました。後半冷えたとのことで、まだまだ伸びしろはあるはずです。細田選手もよかったですよね。

そしてわれらが清水選手が悲願のマラソンデビュー。
怖がることなく、ハーフをシーズンベストを上回るペースで通過します。
天候などを考えると、もっともっとタイムを伸ばせる余地があったように思います。
まだまだこれから、走り続けて欲しいです。
清水 美穂ホクレンマラソン2時間37分43秒
宮内 宏子ホクレンマラソン2時間45分41秒
宮内 洋子ホクレンマラソン2時間46分21秒
藤澤 舞札幌エクセルACマラソン2時間51分36秒

最後に一山選手のラップ。

5km 16'42
10km 33'20 16'38
15km 50'13 16'53
20km 1°06'50 16'37
ハーフ 1°10'26
25km 1°23'30 16'40
30km 1°40'31 17'01
35km 1°56'45 16'14
40km 2°13'16 16'31
フィニッシュ 2°20'29 後半ハーフ 1°10'03 ラスト2.195km 7'13

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