東京マラソン
https://www.marathon.tokyo/news/detail/news_001710.html
いやあ、とてもアツいレースでした。エリートだけでも開催してくれてありがたかった。
日本は3強対決。アルファフライ履くのか?問題も含め、開催前からとてもワクワク。
海外勢もトラブルなくお越しいただけた。エキルは前半DNFでしたが・・・
アブダビを制して話題になったルーベンキプロプらが引っ張り、ハイペースで進む。
まあ前半下りなので。毎年同じような展開にどうしてもなりますね。
第一集団はレゲセ、モッラ、エキル、レマ、カロキ、メンゲツ、アモスキプルト、アブディ、エルアバシ、大迫、井上らでハーフを61'58。
第二集団に設楽、高久、菊地、小倉、下田、一色、山本選手らがおり、ハーフの通過が62'21。
第1集団はカロキやエルアバシが微妙な差をとりますが、レゲセやレマあたりは気にせずぐいぐい走っていました。井上選手も、ペースを恐れず、腹をくくったように集中して走る。大迫選手は23km地点で集団から離れました。
この時は普通にきつかったらしいですね。ジュリアンコーチも終わったと思ったらしい。大迫選手曰く「自分のキャパシティを超えないように走った」とのことでしたが、この判断は博打だったと思う。
今回は結局第一集団の選手が失速したことで、最終的に大迫選手は4位になったが、第一集団がそのままハイペースで進んでしまうケースもあるし、第一集団がその後ペースダウンする可能性もある。ここはやってみなくてはわからないところ。
しかし大迫選手はマラソンをまとめる力が強く、まとめることに価値を見出している気がします。もちろん、この選択は五輪に向けては正しいし、勝負や結果に拘れる。この力が本当に強い。
言ってみれば、23kmで離れて、そこから単独走で32km過ぎに復活なんて、相当な芸当です。こんなことは日本のほとんどのトップランナーが真似できない。
ケニアでは単独走の練習も実施し、近々ではドバイなどでもセルフ上げ下げをやっていましたね。こういう地道な努力と、自分の走りと会話する能力がマラソンランナーとしてものすごく高いレベルだと思います。
また、井上選手の走りがあったから大迫選手の日本記録につながったという見方がありますが、これは全然違うと思います。単純に自分の走りに集中しただけかと。
井上選手はそれでも彼らしい走りでした。だんだんと、世界のトップレベルに食らいつく時間が長くなっている。次は35kmいけますね。日本人でマラソンで30kmを1時間28分台で通過した選手って、過去にもかなり少ないんです。このスタンス、彼のやり方でどこまでもやってほしい。
そして、高久選手上門選手が6分台。高久選手は最近のレースを見ても力あるだろうなと思いましたが、まさか6分台まで来るとは。上門選手もここまでやるとは。
定方選手や木村選手もすごかった。GMOの下田選手一色選手もしっかりまとめた。いやあ、第2集団アツかったですよね。
そしてわれらが菊地選手、小椋選手。菊地選手が大迫選手を単独で追う姿は、鳥肌がビンビンに立ちました。丸亀でもそうですが、前をがっつり追う姿にしびれます。
そしてその菊地選手にしっかりついていく小椋選手。さすがです。2人とも7分台。最高でした。
他にも岡本選手や倉田選手、大石選手らあげればきりがないですし、非実業団の松井選手や、大橋選手、小田選手もすげえ。大学生では土方選手のサブテンを筆頭に、小森選手は藤曲選手が12分台。そして名古屋大の國司選手が13分台。
女子は、サルペーターが17分台。サブ20はやると思いましたが、17分台はびっくりしました。しかも前半下りの東京でネガティブスプリットですからね。
五輪はマラソンとトラックどっちかな。メダルはマラソンの方が可能性ありそうだけど、ドーハはDNF。暑さを克服できれば・・・。日本人の1位は山口選手でした。
下記道民3選手。
藤澤選手は惜しくもPBならずですが、大阪に続いての41分台でした。
いやあ、とてもアツいレースでした。エリートだけでも開催してくれてありがたかった。
日本は3強対決。アルファフライ履くのか?問題も含め、開催前からとてもワクワク。
海外勢もトラブルなくお越しいただけた。エキルは前半DNFでしたが・・・
アブダビを制して話題になったルーベンキプロプらが引っ張り、ハイペースで進む。
まあ前半下りなので。毎年同じような展開にどうしてもなりますね。
第一集団はレゲセ、モッラ、エキル、レマ、カロキ、メンゲツ、アモスキプルト、アブディ、エルアバシ、大迫、井上らでハーフを61'58。
第二集団に設楽、高久、菊地、小倉、下田、一色、山本選手らがおり、ハーフの通過が62'21。
第1集団はカロキやエルアバシが微妙な差をとりますが、レゲセやレマあたりは気にせずぐいぐい走っていました。井上選手も、ペースを恐れず、腹をくくったように集中して走る。大迫選手は23km地点で集団から離れました。
この時は普通にきつかったらしいですね。ジュリアンコーチも終わったと思ったらしい。大迫選手曰く「自分のキャパシティを超えないように走った」とのことでしたが、この判断は博打だったと思う。
今回は結局第一集団の選手が失速したことで、最終的に大迫選手は4位になったが、第一集団がそのままハイペースで進んでしまうケースもあるし、第一集団がその後ペースダウンする可能性もある。ここはやってみなくてはわからないところ。
しかし大迫選手はマラソンをまとめる力が強く、まとめることに価値を見出している気がします。もちろん、この選択は五輪に向けては正しいし、勝負や結果に拘れる。この力が本当に強い。
言ってみれば、23kmで離れて、そこから単独走で32km過ぎに復活なんて、相当な芸当です。こんなことは日本のほとんどのトップランナーが真似できない。
ケニアでは単独走の練習も実施し、近々ではドバイなどでもセルフ上げ下げをやっていましたね。こういう地道な努力と、自分の走りと会話する能力がマラソンランナーとしてものすごく高いレベルだと思います。
また、井上選手の走りがあったから大迫選手の日本記録につながったという見方がありますが、これは全然違うと思います。単純に自分の走りに集中しただけかと。
井上選手はそれでも彼らしい走りでした。だんだんと、世界のトップレベルに食らいつく時間が長くなっている。次は35kmいけますね。日本人でマラソンで30kmを1時間28分台で通過した選手って、過去にもかなり少ないんです。このスタンス、彼のやり方でどこまでもやってほしい。
そして、高久選手上門選手が6分台。高久選手は最近のレースを見ても力あるだろうなと思いましたが、まさか6分台まで来るとは。上門選手もここまでやるとは。
定方選手や木村選手もすごかった。GMOの下田選手一色選手もしっかりまとめた。いやあ、第2集団アツかったですよね。
そしてわれらが菊地選手、小椋選手。菊地選手が大迫選手を単独で追う姿は、鳥肌がビンビンに立ちました。丸亀でもそうですが、前をがっつり追う姿にしびれます。
そしてその菊地選手にしっかりついていく小椋選手。さすがです。2人とも7分台。最高でした。
他にも岡本選手や倉田選手、大石選手らあげればきりがないですし、非実業団の松井選手や、大橋選手、小田選手もすげえ。大学生では土方選手のサブテンを筆頭に、小森選手は藤曲選手が12分台。そして名古屋大の國司選手が13分台。
女子は、サルペーターが17分台。サブ20はやると思いましたが、17分台はびっくりしました。しかも前半下りの東京でネガティブスプリットですからね。
五輪はマラソンとトラックどっちかな。メダルはマラソンの方が可能性ありそうだけど、ドーハはDNF。暑さを克服できれば・・・。日本人の1位は山口選手でした。
下記道民3選手。
藤澤選手は惜しくもPBならずですが、大阪に続いての41分台でした。
レゲセのラップ。
5km 14'32
10km 29'12 14'40
15km 43'58 14'46
20km 58'41 14'43
ハーフ 1°01'58
25km 1°13'15 14'34
30km 1°27'42 14'27
35km 1°42'49 15'07
40km 1°57'42 14'53
フィニッシュ 2°04'15 後半ハーフ 1°02'17 ラスト2.195km 6'33
大迫選手のラップ。
5km 14'33
10km 29'12 14'39
15km 44'01 14'49
20km 58'42 14'41
ハーフ 1°01'59
25km 1°13'32 14'50
30km 1°28'40 15'08
35km 1°43'36 14'56
40km 1°58'51 15'15
フィニッシュ 2°05'29 後半ハーフ 1°03'30 ラスト2.195km 6'38
サルペーターのラップ。
5km 16'27
10km 32'49 16'22
15km 49'17 16'28
20km 1°05'38 16'21
ハーフ 1°09'16
25km 1°22'00 16'22
30km 1°38'25 16'25
35km 1°54'19 15'54
40km 2°10'29 16'10
フィニッシュ 2°17'45 後半ハーフ1°08'29 ラスト2.195km 7'16
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