ニューイヤー駅伝

http://www.jita-trackfield.jp/jita/wp-content/uploads/2020/01/2020_NewYearEKIDEN_Result_0101.pdf
高速NY。やはりVFを履く選手が多かった。
私は新体制2年目になって順調に選手が強くなっているJR東日本に注目してました。
そのJRの大隅選手が1区区間賞。これには正直びっくり。弾馬選手が出て、そのあと藤本選手が出る展開でしたが、その後は茂木選手を軸に混戦。これは茂木選手かと思いましたが、大隅選手のスパートすごかった。
2区はコエチが区間記録に迫る区間賞。さすが。タヌイのようになって欲しい。区間賞2位はトゥルメルガで、3位にシトニックが入る。ワイザカ6位、キムニャン7位、ロジャースケモイが9位でした。
3区、西山選手の爆走。いやあ、強かった。寺田さんのコラムで西山選手の爆走が予測されていたが、その通りになりましたね。元々超高校級、世代トップクラスの選手でしたもんね。ここに来て本来の力を感じます。今年楽しみです。中山選手や矢野選手も数秒差の区間2位3位。牧選手の区間6位も見逃せない。市田宏選手は甲佐でいい走りができていたので期待してましたが、区間9位。
4区、見応えありましたね。井上選手がすごかった。VFだけの好記録じゃないと思う。軽快も軽快。このままキープすれば日本記録が現実味を帯びてきそう。河合選手は井上選手を上回るペースで走っていたが、後半失速で区間2位。全然TV映らなかったな…。JR東日本4位の立役者は個人的には作田選手だと思う。うまく集団の中で走り、19位から13位に浮上する区間5位の快走。
5区、勇馬VS謙太が実現。勇馬選手は太ももが痛かったそうだが、力強い走りでスタート。オーラが違うね。ただ対する謙太選手も良かった。冷静に走り、最終的に差を詰めました。旭化成のエースとして自分がやらなきゃいけないと強い思いを感じる。気持ちが走りに乗るタイプだと思いますが、何度もマラソンで失敗を重ね、自分と向き合いながら冷静に落ち着いて走っているように見えました。地に足ついてる感がします。東京楽しみです。このふたりの間の区間順位(2位)にはコニカ山本選手。井上選手同様、アシックスからVF乗り換え。磨きがかかりましたね。次はどのマラソンでるのかな。
6区、ここに田中選手の配置はトヨタ必勝パターンかなと思っていましたが、万全でなかった様子。小野選手が最近の勢いそのままに、あっという間に抜き去り大幅区間新。区間2位の其田選手に29秒差。もうめっちゃ強かったですね。甲佐で同じく強かった齋藤選手も含めて、今年楽しみです。
7区、トップで襷をもらった鎧坂選手が悠々独走。区間賞(区間新)で占めて4連覇。トヨタは2位、Hondaが3位。そしてJR東日本が過去最高順位を更新する4位。GMOが5位。アツかったのはコニカの宇賀地選手。気迫しかなかった。

MGCに選手を出せず、ただその後のマラソンで好成績を連発している旭化成が意地を見せた。各方面からいろんなこと言われたかもしれないけど、チームが一つになっているように感じましたね。MGCに多く選手を出場したトヨタは万全ではなかったように見えたが、このニューイヤーにも結果にこだわり、2位。この姿勢と結果が伴うのがすごい。なかなかマネできることではない。GMOもさすがでした。若い選手はこれからマラソンを狙う中で下地をつくり、すでにマラソンに多く出場している選手はマラソンで強くなっている。
JR東日本は足並みそろって充実しだして、これから!というタイミング。このタイミングにうまくはまり、NYで波に乗れた。2020年はもっと個人で好成績がうまれそうです。
トヨ九や中電、MHPSが苦しみましたね。ただポジティブに考えればマラソンに集中しているかもしれません。東京やびわ湖で激走を見たいですね。

北海道からは3名が出場。小椋選手はトップを冷静に走りました。
菊地主将はまだまだこれからやってくれるはずです。
柴田選手はNYデビューでした。よかった!
3区小椋 裕介ヤクルト13.6km38'08ニューイヤー駅伝区間8位
3区菊地 賢人コニカミノルタ13.6km38'57ニューイヤー駅伝区間20位
7区柴田 拓真小森コーポレーション12.1km36'55ニューイヤー駅伝区間18位

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