福岡国際マラソン

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服部勇馬選手、14年ぶりの日本人優勝。本当に良かった。感動した。
今回はギルメイ、イエマネツェガエ、ヴィンセントキプルト、メセル、ホーキンス、エグルストンが海外招待。
日本人は設楽悠太選手、園田選手、中本選手、川内選手、服部勇馬選手、野口選手、荻野選手、佐々木選手らが国内招待。
一般参加で神野選手、宇賀地選手、深津選手、山岸選手、橋本選手、ロビンソンら。
ホーキンスが故障で不出場となったが、そのほかの海外選手は最近そこまで強い選手がいなかったので、運営側も日本人優勝ができるように招待してたりして。

ペーサーはカロキなどが選ばれていた。
5kmごとのスプリットで見れば15’00弱を刻んでいたが、1㎞毎では3'00前後の上げ下げが割とあったはず。
気温も少し高かったからか、前半から先頭集団はばらけていった。川内選手、深津選手、中本選手が序盤から離れ、ハーフをすぎてから神野選手らが離れる。
30kmではメセル、ツェガエ、服部選手、設楽選手、園田選手、窪田選手、橋本選手、市田孝選手の8人に。
35kmでは服部選手、メセル、ツェガエの3人に。服部選手は37kmを越えてからの5kmを慎重に考えていたので、余裕はありつつもスパートはしない。
しかし給水でメセル、ツェガエが離れていくと、一人旅になる。そこからペースを上げて、35km~40kmは14'40、ラスト2.195kmは6'35。昨年の大迫選手と8秒しか変わらないタイムでゴールした。

勇馬選手といえば中学からトップクラスの選手であったが、大学入学後、ロードでの安定感と爆発力は群を抜いており、同世代の井上選手や1つ上の村山兄弟よりもロードでの素質は高かったように見えた。
箱根での快走もあるが、将来マラソンで確実にやれると感じさせたのは2014年(大学2年)の時の熊日30km。学生新記録の1時間28分52をたたき出す。これがとてつもない。
松宮選手の1時間28分00秒もとんでもないが、歴代でもトップクラス。学生レベルではなかった。
しかし翌年の東京マラソンを見送り、大学4年時の東京マラソンでは11分台。昨年の東京マラソンでサブテンを達成するがその後故障が続いた。

しかし今年はプラハマラソンで5位の好成績、ウスティハーフで自己新の1時間1分40秒の自己新と好走。満を持してこの福岡に合わせてきた。
大学時から故障が多いイメージはあるが、安定感のあるフォームとスタミナは相当高いレベルの素質。故障がなく東京五輪までいければ、かなりいい成績が出せるのでは。
今回は40km走の回数を倍にして、走行距離を増やしたらしい。どうなんでしょうこれ。目標は高い選手に見えるので、さらに走行距離を増やして怪我がなければいいが。
まあトヨタはそのあたりうまくやっているイメージもあるので、大丈夫かな・・・。
うまくバランスとって、また最高の走りを見たい。
天才と言われつつもこれまで長く苦労してきた選手。その過程を考えるとすごく感動しました。大好きな選手です。

服部選手のスプリット。
5km 15'04
10km 30'10 15'06
15km 45'13 15'03
20km 1°00'16 15'03
ハーフ 1°03'37
25km 1°15'19 15'03
30km 1°30'55 15'36
35km 1°46'12 15'17
40km 2°00'52 14'40
フィニッシュ 2°07'27 ラスト2.195km 6'35 後半ハーフ 1°03'50

最後に主な道民の結果。

土橋 晋也アスリーツ・ラボマラソン2時間28分53秒
斉藤 秀斗空知陸協マラソン2時間32分04秒
富山 潤司作.AC旭川マラソン2時間33分12秒
久村 幸己北極星ACマラソン2時間37分42秒
加藤 陽介ちばりよ~RCマラソン2時間37分43秒
大滝 一夫北極星ACマラソン2時間38分33秒
長 秀憲北極星ACマラソン2時間41分01秒

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