Medio Maratón Valencia Trinidad Alfonso

https://www.valenciaciudaddelrunning.com/medio/resultados-medio-maraton-definitivos/



(動画:Medio Maraón Valencia Trinidada Alfonso EDP)

でちゃったねえ、ハーフマラソン。
新世界記録保持者はコペンハーゲン2位だったアブラハムキプトゥム。ケニアの29歳。
昨年のアムステルダム3位でプチブレイクしてた選手。
IAAFの名鑑では2016年からのレース結果が載っているが、本格的にブレイクし始めたのは昨年あたりから。それまではほぼ無名といっていい。

13km手前ぐらいから少しづつ独走態勢に入ると、超ロングスパートで勝利。蹴りがすさまじく、スピードが衰えなかった。
キプトゥムのラップが、

5km 13'56
10km 28'02 14'06
15km 41'37 13'35
20km 55'18 13'41
フィニッシュ 58'18

いやいや、10kmからの10km。27'16じゃねえか。笑

ちなみにタデッセのスプリット。

10km 27'53
15km 41'33 13'40
20km 55'21 13'48
フィニッシュ 58'23

5kmはわからんかった。キプトゥムの方が後半上がっている。

ハーフに関してはそろそろ破られそうだなという雰囲気はあったが、急に出てきたキプトゥムが破ってしまった。
今まではハーフで少し結果を出したらマラソンで稼ぐか、10000mで稼いでいる選手が延長でハーフで稼ぐというパターンだったので、あんまりハーフにとんでもないタイムってそこまで見なかったんだけど、今は10000mのレースが減ってハーフのレースが増えているため、10000mの選手がハーフに移行して稼いでいる。今回2~4位のイマー、ハディス、ベリフあたりが典型。
そしてハーフで稼ぐことにとどまり、マラソンへのチャレンジを避ける選手も多いので、余計にハーフが飽和状態。キプトゥムの新記録を抜く選手はすぐに現れるのでは。

例えば今までのハーフの記録って、タデッセだったりワンジルだったりハイレだったりレジェンド級の選手が多い。このハーフ群雄割拠の中、真のハーフの帝王は誰になるか。

ベリフは2週連続の59分台。5位には今季ハーフ3勝のステファンキプロプ。6位のゲノは初ハーフで59'22。7位にエルアバシが59'27。
ホーキンスが61'00と復調の気配。今季10km27'48を出したスペインのアバディアが61'15。

女子はブルカが66'11で優勝。初ハーフっぽいUAEのモハメドサイードが66'13で2位。
モハメドサイード、これは新たな日本のライバルですね。フルもやってほしい。

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