関東インカレ

僕は現在道民かつサラリーマン、休日は家族サービス、というか最近は走っているのであまり競技場行けず、youtube・twitterばかり見ている。

で、昨日から関カレでしたね。
陸上長距離の人気が箱根偏重になっている時代、関カレの人気もすごい。
僕も学生時代毎年関カレに行ってたけど、まあ盛り上がる。楽しかった。

僕の時代はサイモン、モグス、佐藤悠基、竹澤、佐藤秀和、木原、小野、大西あたりが同世代で、ひとつ上に松岡、上野、伊達、北村という四天王がいた。
関カレに出るような選手は大体知っている選手で、いわばオールスター戦みたいな感じ。そのぐらい面白かった。
最近は関カレも観客が多くなっているようで。箱根以外の大会も少しづつ目を向けられるようになったなあと思います。


(動画:7716chuoさん)

僕は2~3年前からにわか中大ファンなので、昨日の注目はまず男子1500mの予選。
7716さんの動画、いつも見ています。
舟津君はゴールデングランプリでは積極的に記録を狙って走ったもの、後半失速。
中大のブログでの藤原監督のコメントによると、遠征で疲れている。
とあるが、本人のツイッターでは調子が悪いわけではないとのこと。決勝でどうか。
しかし昨年に比べると上半身がマッチョになったよね。海外のごつい中距離ランナーのようになってきた。
予選では得意のラスト400mを段階的にあげるスパートで、危なげなく通過。得意な形はラスト400mの仕掛け。今日の決勝、どうなるか。

 
(動画:7716chuoさん)

あと男子10000m。これも7716さんの動画見ました。
1位はワンブイ、2位にニャイロ、3位に塩尻、4位に西山君と言った感じ。
ワンブイとニャイロのライバル関係は良いよね。昔からお互いに引っ張り合っているね。
塩尻君はさすがでした。

塩尻君はサンショーで世界を目指すとどこかのインタビューで見たことがありますが、昨年あたりからサンショー封印していますね。
しかし10000mで27分台に突入し、サンショーだけでなく5000m10000mでも世界と戦える可能性がでてきた。そうなると彼はどうなるんだろうか。
なんとなくの気持ちでサンショーと話したかもしれないし、本来はいろんな種目を走りたいのかもしれない。駅伝だって出たいのかもしれない。

「箱根が日本のマラソンをダメにした」とささやかれることが少し前から多くなってきた。日本人はスピードが失われ、特に中距離種目で世界から置いて行かれている→なので中距離・スピード強化が大事だ。と言われいてるのが今のトレンドだと思う。
昨年全日本大学駅伝を優勝した神奈川大もスピードトレーニングに切り替えた。青学も出雲勝利のためにスピード強化を始める。東海大は世界と戦えるスピード育成を以前より始めている。中央大は個性を活かしてトラックと箱根の両立をしようとしている。

じゃあ塩尻君はどうかというと、サンショーで世界を目指すならスピード練習・ハードル練習ばかりやればいい。
でもそうしないのは、彼の場合、箱根を走ることもサンショーやトラック競技力向上につながると信じているからだと思うし、さらに駅伝の楽しさや魅力もわかっているからだと思う。
彼はどんな種目・レースでも先頭で積極的に走るし、ひとつひとつのレースを一生懸命全力で走ることができるのが彼の才能であり、魅力。そして成長につながっている気がする。
彼なら「箱根を走ったからサンショーで勝負できなかった」ということにはならないはず。彼なら「箱根が日本のマラソンをダメにした」という常識を覆せるはず。

コメント

このブログの人気の投稿

北海道高等学校陸上競技選手権大会

北海道高等学校陸上競技選手権大会(女子)

北海道中学校新人陸上競技大会